はじめに -黄斑疾患治療について-

  • 加齢黄斑変性をはじめとする黄斑疾患は、視力に大きく関わり、日常生活に多大な影響を及ぼします。
    当院の黄斑疾患専門治療では、加齢黄斑変性・中心性漿液性網脈絡膜症などの様々な黄斑部疾患を対象に診察しております。
    当院では、光干渉断層計(OCT)機械を導入しており、網膜の詳しい検査が可能です。
    ご予約を承っておりますので、比較的待ち時間が短縮されております。また、平日土曜とも夜遅くまで診療を行っており、帰宅途中やお仕事帰りにも来院いただけます。
    ご予約をお待ちしております。
  • はじめに

黄斑とは

  • 黄班とは
  • 黄斑とは文字や色を認識する細胞が集まった、視力に密接に関係する組織のことを指します。
    黄斑の病気になると、視力低下・中心暗点などの重篤な視機能の低下を引き起こします。

黄斑の症状

下記の症状に心当たりはございませんか?

  • □ 物が歪んで見える
  • □ 物が小さく見える
  • □ 視野の中心が見えづらく感じる・欠けて見える部分がある
  • □ 視力低下を感じる
  • □ 暗く見える

該当する場合は、早めの精密検査をお勧め致します。

黄斑疾患の種類

加齢黄斑変性症
網膜の中心にある黄斑部が老化して、老廃物が蓄積されるなどして網膜の下に新生血管が生え、視細胞の破壊や出血により視力障害を起こします。
症状としては、「物が歪んで見える」「見ているものの中心が欠けて見える」「物がはっきり見えない」等があります。
中心性漿液性網脈絡膜症
網膜色素上皮の障害で脈絡膜からの滲出液が黄斑部に溜まり、視力が低下します。一説には心身の疲労が誘因といわれており、主に中高年の男性の方に好発します。
症状としては、「物が歪んで見える」「視野の中心が見えづらい」「物が小さく見える」等があります。
黄斑上膜・黄斑前膜
眼の中の大部分を占める硝子体に変性が起こり、硝子体が網膜から離れていく際、本来は離れるべき硝子体が黄斑側に残ってしまうことがあります。
それが厚くなり黄斑上膜(黄斑前膜)になります。その他外傷・ぶどう膜炎など目の中の炎症が原因となる場合があります。
自覚症状のない場合もありますが、黄斑に張った膜の厚み・収縮具合により歪んで見えたり視力低下を感じたりすることがあります。
黄斑円孔
黄斑に接する硝子体が年齢の変化で収縮し、網膜の中心部分の黄斑部を引っ張ることにより網膜に穴が開く病気です。症状としては中心部に穴が開くので、「見ているものの中心が欠けて見える」「物が歪んで見える」等があります。
黄斑浮腫
網膜の中心となる黄斑部に浮腫を起こし、視力が低下する病気のことを言います。糖尿病網膜症、網膜静脈分枝閉塞症などの原因から黄斑部に浮腫を生じます。

黄斑疾患の検査方法

  • OCT
  • 光干渉断層計(OCT)
    近赤外線を利用した眼底の検査機器で、これまで行えなかった網膜の断面の観察が出来るようになり、網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことが出来ます。
  • OCT
  • 眼底カメラ
    眼底カメラにて網膜を撮影することにより、視神経や網膜を観察し、眼底疾患の有無を調べることが出来ます。
  • アムスラーチャート
  • アムスラーチャート
    格子状の図を見て頂き、片目を覆って中心の点を見ます。その時に線が歪んで見えないか、欠けて見えるところはないか、視野欠損を大まかに検出します。

黄斑変性の治療方法

抗VEGF抗体療法
VEGF(血管内皮増殖因子)を阻害する薬剤を眼の中に注射することで、加齢黄斑変性の原因である新生血管の増殖・成長を抑えることが可能な治療法です。
治療は数分で終わるので比較的患者様の精神的・身体的負担が少ない治療方法です。

※治療は同医療法人社団新宿東口眼科医院で行います。
治療前の診察・検査などは当院でも受診可能です。
・光線力学療法(PDT)
光に反応する「ビスダイン」薬剤を腕に注射後、薬剤が網膜の変性部に集まったところ(網膜の痛んだところ)にレーザー光を照射する方法です。
・その他(サプリメント等の内服薬)
ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、亜鉛などのサプリメントを使用すると加齢黄斑変性の発症が少なくなる可能性があります。

黄斑疾患専門治療担当医

新川 恭浩医師

(日本眼科学会認定 眼科専門医)

  • 新川医師
    【毎週】
    土曜日 11:30-19:30
    日曜日 11:30-18:30
  • 所属学会
    日本眼科学会、日本網膜・硝子体学会、日本眼科手術学会
    PDT講習会受講終了認定医
    現在までの白内障手術件数 3000件程度

    平成13年 熊本大学医学部 卒
    平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
    平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
    平成20年 高松赤十字病院 勤務
    平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
    平成26年10月~ 当院勤務